豊胸手術の特徴と誰にも知られずに胸を大きくする秘訣

女性の胸はそれぞれ個人差があって、中にはサイズが小さいことでコンプレックスを抱えている人も少なくありません。こうした人には言えない体の悩みを解決してくれるのが豊胸手術です。そこで今回は、豊胸手術ごとの特徴やメリットを紹介すると共に、誰にも知られることなくサイズアップを図る方法について詳しく解説していきます。

「豊胸手術の種類や値段の相場はいくら?」


プロテーゼ挿入手術の特徴

いくつかある豊胸手術の中でも、比較的多くの人が利用すると言われているのがプロテーゼの挿入です。こちらは体の一部を切開して体内に医療用のシリコンをバストに入れることでサイズアップを図る方法になります。切開が必要なことから、術後に傷跡が残るのではないかと不安に感じる人も少なくありません。

しかし、脇の下の部分にできるシワに沿って切開をするので、傷が目立つこともなくよほど注意深く見ない限り他人に気づかれることはないので安心です。プロテーゼの挿入は乳腺下、筋膜下、大胸筋の3種類から自由に選ぶことができます。

現時点の大きさからどの程度サイズアップするかによって最適な場所が変わってくるため、事前の医師とのカウンセリングで確認しておくことが大切です。

ヒアルロン酸注射ならではのメリット

プロテーゼの挿入と並んで人気のある豊胸手術の一つがヒアルロン酸の注入です。ヒアルロン酸はアミノ酸と糖質が合わさった人間の皮膚に多く含まれている成分になります。ヒアルロン酸の大きなメリットの一つが手軽さです。

注入という言葉からもわかるように、この施術は注射によってサイズアップを図る物なので、プロテーゼのように切開を行いません。そのため、傷跡の心配をする必要もなく、1回につき10分程度と短時間で終わらせることができます。

忙しくて時間が取れない人や極力体に負担を掛けたくないという人に最適です。元々人間の皮膚に備わっている成分を使うため、自然な手触りに仕上げることができるという点もメリットに挙げられます。ただし、挿入できる量の問題から、サイズアップに限度が設けられているので注意が必要です。

質感と共に理想の形も手に入れたい人向けの脂肪注入

最後にご紹介する方法が脂肪注入です。こちらは文字通りお尻やお腹など、体にある余分な脂肪を使う豊胸手術になります。専用の機械を使って吸引した脂肪の中から健康的な細胞だけを厳選して使うので持続性も高く衛生面への不安もありません。

自分の体の細胞を再利用することでバストへの適合性も高いのはもちろんのこと、自然な質感と感触を手に入れることができます。また、注入する場所を自由に選べるのも特徴の一つで、これにより形を整えて自分の理想に近づけられるのがこの手術ならではの魅力です。

豊胸手術によるサイズアップならではの特徴

豊胸手術は医療技術の進化に伴って数cm程度のサイズアップであればプロでも見極めが難しいと言われる程、自然な仕上がりにすることができるようになっています。しかし、極端なサイズアップの場合は別です。急激なサイズアップは体に大きな特徴が現れると言われています。

その一つが胸のラインです。通常女性の胸は下の部分にラインができます。これは地球の重力によって下がってしまうことが理由で、サイズに関わらずナチュラルなバストの人全てに共通することです。逆に上の部分は下着による補正をしない限りは殆どできることはありません。

しかし、プロテーゼの挿入手術などで急激なバストアップでお椀を乗せたような形にすると、通常ではできない上の部分にハッキリとわかるラインができてしまいます。特に下着を着用していないファッションでこのラインが出ていると豊胸を疑われることもあるので注意が必要です。

仰向けになった時の不自然さ

専門的な知識を持っていなくても比較的簡単に見分けられる方法の一つが、仰向けの姿勢です。先ほども述べたように女性の胸は地球の重力に引き寄せられて下がるため、仰向けの姿勢になった時も脂肪が左右に流れて平たい状態になります。

それに対してシリコン注射でサイズアップを図った場合は、左右に流れることはないので平常時と同じ形を保ったままです。普通に生活をしている分には睡眠以外で仰向けになる機会はそれほど多くはないので問題はありませんが、男性と性行為をする時などは気付かれてしまうこともあります。

大きいサイズならではの見極め方

手術によってサイズアップとナチュラルな胸との大きな違いの一つが谷間です。バストサイズがナチュラルに大きい場合、谷間はI字の形になります。それに対して豊胸によってサイズアップをした胸の谷間はY字の形になるのが特徴です。

これはシリコンによって胸の上のラインが出てしまうのが理由として挙げられます。とはいえ、下着の補正で周囲の脂肪を寄せ集めて大きくした時もこの形になるので、谷間がY字だからといって一概に豊胸したと決めつけることはできません。

周囲に知られることなく大きくするコツ

女性にとって悩みの種の一つでもある胸の大きさを手術で改善することはけして間違ったことではありません。とはいえ、できれば誰にも知られずに大きくしたいというのが全ての女性に共通する思いと言えます。周囲にバレないように豊胸手術を受けるポイントの一つがタイミングです。

ヒアルロン酸の注入によるサイズアップは短時間の施術と傷跡のリスクがないのがメリットである反面、人によっては注射の影響で内出血を起こすことがあります。内出血は1~2週間程度で自然に完治するので、普通に生活をする分には洋服を着てしまえばバレることはありません。

しかし、海水浴で水着になってしまえば周囲の目に留まってしまいます。そのため、レジャーの予定がある場合には万が一に備えて早めに行っておくことが大切です。

サイズアップは段階を踏んで行う

胸を手術で大きくしたいと考えている女性の中には、費用や手間を抑えるために1度に3~4カップのサイズアップを図ろうとする人も少なくありません。当たり前のことですが、数日前まで小さかった胸が突然大きくなれば誰でも気が付きます。

女性の胸は月経に影響されやすく、月経の前後で1カップのサイズの変化が起こることはよくある話です。そのため、仮に豊胸手術で1カップ大きくしたとしても、それを不自然と感じる人は殆どいません。目安としては1回につきヒアルロン酸を80cc程度、多くても100cc以下に押さえておくことがポイントです。

周囲にバレないように大きくしたいのであれば、焦らずに段階を踏んで行くことが望ましいと言えます。

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